産後骨盤ケアコースの料金
産後骨盤ケアコース 5,800円 |
初回は治療の他に自宅でのストレッチやエクササイズなどのセルフ骨盤ケアの指導が含まれておりますので約1時間ぐらいかかります。産後はできるだけ骨盤ベルトやさらしなどを使用し骨盤を締めていくようにします。巻き方なども指導しておりますので、市販のベルトをお持ちの方はご持参下さい。 |
治療時期 |
自然分娩であれば産後1ヶ月から施術できます。
帝王切開の場合は産後2ヶ月から施術できます。
出産後1年ぐらいまでの間に治療が終わるのが理想です。 |
回数 |
あまり痛みなどはなく症状が安定していて骨盤のケアや体調管理を目的とした場合は、計5回で終了するコースです。
腰痛、股関節痛など生活に支障が出るレベルの症状があれば、最初は1〜2週間に1回のペースで治療していきます。症状が改善後、月1回のペースで骨盤ケアの治療を行っていきます。
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- なるべく治療を受けやすい楽な服装でお越しください。
- 治療では産後の骨盤の開き具合やゆるみ具合をチェックします。立位時の骨盤と仰向けに寝てお尻を上げて骨盤高位での骨盤を計測し、その差異によって判断します。
- 出産後1年ぐらいまでが、産後の骨盤ケアを受けられるベストの時期ですが、1年以上経過していても下記のような症状があれば、産後の骨盤ケアを受けることをオススメします。決して遅いことはありません。ぜひご相談下さい。
- お子様連れでも大丈夫です。治療を受けたくても産後1〜2ヶ月の時期は子供を預けるのも大変です。なるべく他の患者様と重ならないように予約をお取り致しますので、予約の際にお伝え下さい。
産後によくみられる症状
産後は、出産で緩んだ骨盤周辺の関節や靭帯を元に戻そうとするホルモンが出ます。この時期に骨盤のゆがみがあったり、骨盤を引き締める筋肉がうまく働かなかったりすると、骨盤が正常な位置に戻ることができず骨盤周辺に痛みが出ます。
また骨盤周辺に余計な脂肪がつきやすくなり体型戻しにも時間が掛かってしまいます。育児による生活リズムの変化により自律神経が乱れると、全身倦怠感などの症状を引き起こします。抱っこが多くなってくると腰・背中・膝のハリや痛みを引き起こします。授乳中の時期には手首の腱鞘炎などにも注意が必要です。産後の急激な生活環境の変化や、妊娠や出産による体力の衰えは、この時期特有の症状を引き起こします。その殆どに骨盤が影響しているので、特にこの時期には骨盤を中心としたケアが必要になります。
出産による症状
腰痛・殿部痛 |
股関節痛 |
恥骨痛 |
尿漏れ |
体型変化 |
むくみ |
育児による症状
肩こり |
背部痛 |
手首の腱鞘炎 |
全身疲労 |
倦怠感 |
ひざの痛み |
産後骨盤ケアの施術方法
産後治療は大きく2つに分けられます
@ 痛みなどはなく産後の体型戻しを目的とした場合
ほとんどの方は骨盤の開きや下半身太りが気になっています。産後の骨盤のゆがみや開きは特に骨盤下部の坐骨の開きをケアしていくようにします。特に内股気味の人は坐骨が開きやすく骨盤下部が開いているため、足のねじれを治していく必要があります
骨盤のゆるみ具合をチェックします
治療時には産後の骨盤のゆるみ具合をチェックします。立位時の骨盤と仰向けに寝ておしりをあげて骨盤高位での骨盤を計測しその差異によって判断します。
0〜2cm以内 正常
3〜4cm 骨盤が若干ゆるみ開き気味
5cm以上 骨盤がゆるみ開いている状態
A 出産や育児による痛みや疲労解消を目的とした場合
- 腰痛 妊娠、出産による骨盤への影響や育児による影響などこの時期に一番多くみられる症状です。腰・臀部・腹部の筋緊張緩和と仙腸関節の不具合調整を行います。
- 股関節痛 腰と同じく妊娠から出産にかけて負担が多くかかる場所です。臀部や大腿内転筋などを重点にほぐしていきます。
- 恥骨痛 出産時に痛めることが多い場所です。恥骨乖離などあまりひどい状態だと歩くこともできないため入院するケースもあります。そこまでひどくなければ大腿内転筋や腹部など恥骨につながっている筋肉を中心にほぐします。
- 抱っこによる腰や背中のハリ・授乳や胸が大きくなることによる肩や背中のハリ
ハリを感じている筋肉を重点的にほぐします。偏った姿勢が多いので、腰、背中、肩のストレッチの指導も行います。
- 手首の痛み(腱鞘炎)首がすわってきて授乳の時期がすぎると自然に治ることが多いようです。前腕や手首のストレッチと前腕や肩を重点的にほぐし、痛みが強い場合はサポーターなどを使用することをオススメします。
- ホルモンバランスや急激な生活環境の変化による全身疲労
自律神経の影響が強いので肩・首・背中・頭部の緊張をほぐしていきます。
- 膝痛 産後の膝痛の原因は様々あるが、ホルモンバランスの影響で関節や靭帯が緩んでいるうえに、育児により抱っこをしながら膝を曲げる姿勢が多く急激に膝への負担が増します。妊娠中や産後は運動量が減るため、脚の筋力低下も膝痛の原因になります。産後一時的に出ることが多く自然に治る場合が多いが、痛みが強い時はサポーターを使用することも。大腿四頭筋・内転筋・膝裏を重点的に行います。
産後の骨盤ベルトの使用について
出産で骨盤の関節や靭帯が緩んで開いた骨盤が、徐々に元に戻すように体内からホルモンが出てきます。ホルモンと骨盤周辺の筋肉がちゃんと働けば自然と骨盤が閉じていき本来の状態に戻ります。産後に骨盤ベルトを巻いて骨盤を締めることで、このような作用がスムーズに行われるようになり元の体型に早く戻すことができます.通常よりも若干低めに巻くようにします。
産後は少し低めの位置で
図のようにお尻の外側に骨が触れる部分が大転子という足の骨の部分と、恥骨の上にベルトがかかるように巻きます。骨盤下部を締めることで出産で開き気味になった坐骨を閉じていくことができます。この位置に巻くのは産後初期で、坐骨が閉じてくれば通常の位置に戻して巻くようにします。
骨盤ベルトを巻く時期 |
普通分娩で特に問題なければ産後すぐから着用しても大丈夫。遅くても2週間以内には着け始めた方が良いでしょう。
帝王切開の場合は傷口の回復具合によるので痛みがなくなってからでも大丈夫です。帝王切開の場合は普通分娩に比べて骨盤に出産の負荷がかかりにくいので骨盤のゆがみや開きは少ないです。ただ全く着けなくても良いわけではなく、妊娠中には骨盤が開く力が掛かっていて骨盤は緩みやすくなっていますし、お腹を切ることで腹筋に力が入りにくくなるため骨盤は開き気味になったり歪みやすくなったりもします。 |
骨盤ベルトを巻く期間 |
個人差がありますが、産後2ヶ月〜6ヶ月ぐらいまでは着けましょう。
その後は徐々に着用する時間を減らしていくようにします。
最終的には自分の筋肉で骨盤を安定させ締めていくようにしなければいけないので、少しずつ骨盤周りの筋トレを行っていくようにしましょう。 |
産後のエクササイズ
雑誌などのメディアで監修したエクササイズをわかりやすくご指導いたします。
当院が監修した骨盤エクササイズ
雑誌saitaでの連載「骨盤やせ通信」
雑誌saita特別企画「産後骨盤ストレッチ」
mook本の骨盤エクササイズ
「東原亜希の骨盤やせ美脚ダイエット」
などで骨盤エクササイズの監修に携わりました。産後のエクササイズには多くの雑誌でエクササイズ監修などを行っている当院がおすすめする産後にやってもらいたいエクササイズを直接指導いたします。
治療をした後には患者様の体の状態が良く分かります。どの部分の筋肉が弱いのか、足りないのか、適切なエクササイズでしっかりと骨盤を閉めていけば妊娠前よりもやせられた方もいらっしゃいます。産後は体型を改善するには一番良い時期です。育児の合間でもできる簡単なエクササイズなので、この時期を逃さず出来る範囲で試してみて下さい。
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